モンゴルの初代大統領オチルバト氏が逝去された
モンゴルの初代大統領オチルバト氏が逝去された
モンゴル人民共和国人民会議の最高常任委員会長、政治・社会功労者、モンゴル新憲法策定指導委員会委員長、モンゴルの外交関係を拡大し、国際地位を強化したモンゴルの初代大統領オチルバト氏が2025年1月17日に病気のため83歳で逝去された。
オチルバト初代大統領は、1942年1月23日、ザブハン県トゥデブテイ郡で、遊牧民プンサルマーの息子として誕生した。1951年〜1960年にかけてウランバートル市第8番学校および第14番学校に在学し、1960年〜1965年にかけて旧ソ連のレニングラード市鉱業大学で鉱山開発技師を専攻した。1975年に技術科学準博士号を取得し、1999年に経済学博士号を取得した。
オチルバト氏は、1966年に工業省の職員としてキャリアをスタートさせ、1967年〜1972年にかけてシャリーンゴル鉱山の主任技師、1972年〜1976年にかけて燃料・エネルギー・地質省次官、1976年〜1985年にかけて燃料・エネルギー省大臣を務めた。その後、1985年〜1987年にかけて対外経済関係国家委員会の委員長、1987年〜1990年にかけて対外経済関係・供給省大臣を務め、1990年3月21日〜9月にかけてモンゴル人民共和国人民会議幹部議長を務め、1990年9月〜1992年2月にかけてモンゴル人民共和国大統領に就任した。1993年のモンゴル大統領選挙で再選され、1997年6月までモンゴル国大統領に再就任した。
オチルバト氏は、1999年〜2001年にかけてモンゴル技術大学の理事会議長を務め、2000年からモンゴル科学技術大学のエコロジー・持続可能な開発学科で主任教授として働いた。また、2004年〜2016年にかけてモンゴル国憲法裁判所の委員を務め、2010年以降は地質鉱業学部の教授であった。
オチルバト氏はモンゴル国大統領の7年間の任期中は、モンゴルを政治的かつ普遍的な民主主義と市場経済への移行という歴史的課題のもとで導き、法的で新たな枠組みを整備した。また、ガバナンスの三権分立の活動を改革・改新し、社会的な合意と調和を促進するために計り知れない貢献を果たした。
再生回数: 367
Tweet