在外公館長表彰式が行われた
在外公館長表彰式が行われた
18日、日本大使館において、2024年度在外公館長表彰式が行われた。
本件表彰は、日本とモンゴルとの関係増進に寄与された個人及び団体を対象として行われるもので、今回はウブルハンガイ県メルゲド学校日本語教師ドラムスレンさん、ノゴーンノール公園抑留者記念資料館「さくら」館長ウルジートグトフさん、漫画家エルデネバヤルさんの3名が表彰された。
ドラムスレン先生は、27年間ウブルハンガイ県メルゲド学校で日本語教師を務めてきた。時代に適した新しい教育方法を日々研究し、地方における日本語教育者のモデルとして若い教師達へのアドバイザーとしても活躍している。
ウルジートグトフさんは、2013年にウランバートル市チンゲルテイ区に地域の子どもたちが安心して遊べる公園を整備した。また、その地が、第二次世界大戦後、日本人抑留者がウランバートルの都市建設のために石を切り出す強制労働に従事していた場所であることを知り、地道に歴史的な資料を集め、2022年に記念資料館を設立した。
エルデネバヤルさんは、2015年、遊牧民の文化・風俗を描いたオリジナル漫画作品『ボンバルダイ』で、日本の外務省主催の国際漫画賞・最優秀賞を受賞した。近年はモンゴルアニメーション協会を設立し、若手漫画家、アニメーターの育成にも携わっている。日本の文化をモンゴルに紹介し、モンゴルの文化を日本に紹介する文化使節としても活躍している。
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