新たに発見された碑文に関する情報が提供された
新たに発見された碑文に関する情報が提供された
4月26日、「ノムゴン-2」記念碑群の考古学調査で発見された材料と同記念碑群に関連する新たに発見された碑文の第2部分に関する情報をモンゴル科学アカデミー考古学研究所と国際テュルクアカデミーが共同提供した。
2019年、2022年、2023年に、共同現地分析チームはアルハンガイ県ハシャート郡地域で古代テュルク時代に関連する記念碑群を発掘した。
2019年に、テュルク王朝後期の8つの複合記念碑が登録され、王室の神聖記念碑の正方形の立方体を備えた「ノムゴン-2」記念碑を選択し、研究作業を開始した。
2022年の研究では、古代テュルク語とソグド語の碑文が刻まれた記念碑の頭部の破片が初めて発見された。これは、オルホン碑文として知られる、フドゥーツァイダムにある東テュルクの将軍クルテギンとビルゲ・ハーンのために建てられた神聖複合記念碑の発見以降、130年以上の時を経て、発掘調査で再び発見された記念碑である」。
共同研究チームは昨年の発掘調査で、同記念碑の残りの破片を発見し、古代テュルク語の碑文が刻まれた表面が見えにくく曖昧になっていた。しかし、反対側は古代中国の漢字で書かれたことが判明した。
記念碑の頭部には、2頭の狼が双方向で、前足で何かを掴み口を開いているように彫刻されている。彫刻像は、いくつかの部分でかなり磨耗した状態だ。
記念碑の本体にルーン文字全19行が刻まれており、本体の側面と端に沿ってルーン文字6行、ソグド文字が4行刻まれている。記念碑のソグド語と古代テュルク語の碑文に登場するクトルグ・ハーンは、「クルテギン・ビルゲ・ハーン」将軍の父であり、東テュルク王国を建国し、多言語を話す遊牧民を一つの旗の下にまとめ、偉大な国家を設立した王であることが確認できる。
昨年、新たに発見された記念碑の下部の壊れた部分がカエル石の台にはめ込まれ、記念碑が完全に揃ったことが研究者らの発見による成果である。
再生回数: 394
Tweet