フレルスフ大統領はモンゴル初裁判官を祝福

Odgerel 2023-12-20 02:12

政治

フレルスフ大統領はモンゴル初裁判官を祝福した

フレルスフ大統領は15日、国際刑事裁判所（ICC）のモンゴル初裁判官となったダムディン・エルデネバルスレン判事を歓迎し、祝福した。フレルスフ大統領は、モンゴル人として初めての国際刑事裁判所裁判官当選は、個人の知識や努力はもとより、国際舞台におけるモンゴル国の名誉と信頼向上の現れであると述べた。また、国を代表して国際法・刑事司法活動に貢献する高い責任を強調し、国内司法界史に黄金の文字で刻まれる出来事となったと激励した。エルデネバルスレン裁判官は、2021年にフレルスフ大統領発案により国際刑事裁判所裁判官におけるモンゴル人任命準備と、大統領府ソドバートル長官の率いる作業部会に謝意を表し、モンゴル国の評判を高め、倫理的かつ誠実に務めると述べた。今月4〜14日にアメリカ・ニューヨーク市で開催された国際刑事裁判所ローマ規程第22回締約国会議におけるICC裁判官選挙で114ヶ国のうち81ヶ国から支持を受け、候補された13ヶ国の中から1回投票で当選されたD.エルデネバルスレン裁判官は、最高裁判所刑事法廷で10年以上、刑法および刑事訴訟分野で30年以上の経歴の持ち主である。18人の裁判官からなる国際刑事裁判所は、大量虐殺、人道に対する罪、戦争、侵略などの犯罪を裁く常設国際機関であり、締約国数123ヶ国が批准したローマ規程にモンゴルは2002年に加盟した。