『Mongolia Today』誌の2023年第一号が発行された
『Mongolia Today』誌の2023年第一号が発行された
1日、国営モンツァメ通信社の『Mongolia Today』英文季刊誌の2023年第一号が発行された。国際的にモンゴルを宣伝する目的で1956年から発行されている同雑誌の2023年第一号は、特集記事のQRコートで動画が見られるのが特徴的である。第一号では、フレルスフ大統領考案の「食料供給・安全保障」全国運動、ザンダンシャタル国会議長の日本公式訪問、オユンエルデネ首相の韓国公式訪問、政府が実施する腐敗・汚職対策の5つの戦略とモンゴルの経済、社会、外交関係、自然環境、スポーツ、文化に関する記事やインタビューが掲載されている。2025年から首都及び地方自治組織はキリル文字とモンゴル縦文字で公務を遂行する決定の一環で、モンツァメ通信社は今号より、外国人読者向けのモンゴル縦文字学習コラムを設け、QRコードによる動画配信も含めた。さらに、モンゴル国立図書館に数多く収蔵されるモンゴル縦文字による経典及び名作品が同雑誌にシリーズで紹介される。今号には、国内の著明な詩人や作家であるナツァグドルジの「春」、チメドの「私はモンゴル人」、ラハガワスレンの「私はどこで生まれたのか」等の名作が英語版で掲載された。2023年11月にイギリスのコロシアム劇場で作家ラハガワスレンの「国璽なき国家」が「モンゴル・ハーン」題名で上演予定で、主人公のアルチュグ・カーンを演じた若き俳優のエルデネビレグ、ヨンドンシャラブ助監督のインタビューが掲載された。最後に、2023年3月13日に開始されたオユトルゴイ地下鉱山の坑内掘り、2025年に稼働を始めるモンゴル製油所の建設プロジェクトなど経済に関する記事やインタビュー等も『Mongolia Today』誌の新刊から読むことができる。
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