「1000人エンジニア・ジョブフェア2023」が開催された
「1000人エンジニア・ジョブフェア2023」が開催された
25日、モンゴル科学技術大学において、日本の有償資金協力「工学系高等教育支援計画」の下で日本の大学、高等専門学校に留学し、今年卒業した105人卒業生向けの「1000人エンジニア・ジョブフェア2023」が開催され、菊間参事官はオユンビレグ教育・科学省高等・専門教育政策管理・規制局長代理、ナムナン・モンゴル科学技術大学学長、田中JICAモンゴル事務所長他とともに同フェアのオープニング式典に出席した。2014年に開始した同計画では、(1)教員育成、(2)教育カリキュラムの改善、(3)機材供与・整備等を通じた工学系教育機関の機能強化及び(4)日本への留学を通じたモンゴルの工学系産業人材の育成を目的としてきている。高等専門学校を含めた日本の高等教育機関への留学については、2024年までに1000人を派遣することを目標としており、現在までに891人が日本で学び、うち750人が、モンゴルに帰国している。このジョブフェアを通して、これら帰国留学生が日本で習得した自らの知識やスキルを活かし得る最適な場を見つけ、それが将来のモンゴルの産業発展に繋がることが期待される。式典の中で、菊間参事官は、本計画の下で日本で学んだ若きエンジニアがそれぞれの専門分野で活躍すること、また、今後のモンゴル経済の発展を牽引するような産業を生み出してくれることを期待する旨挨拶を述べた。また、オユンビレグ局長代理は、政府及び民間企業の参加を得て開催されるジョブフェアが本計画の狙いのひとつであり、本日参加企業が日本からの帰国留学生の雇用の促進を後押しすることを願う旨の発言があった。
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