医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト結果について
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト結果について報告が行われた
保健省にて医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトの進捗確認報告会が開催された。医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトが開始され、2年3ヵ月が経過しようとしているが、今回、その活動報告と進捗確認の為の報告会が2023年3月28日保健省にて開催された。会場には保健省や保健開発センター、各病院、医科大学などのモンゴル側関係機関、JICAモンゴル事務所からの関係者が集まり、オンラインではオルホン県地域医療診断センター、ブルガン県保健局、JICA本部のスタッフ、総勢約40名に及ぶ方々が参加した。進捗確認報告会では、フェーズⅠから続くプロジェクトの概要紹介に続き、看護、助産、医師の各分野の専門家より、これまでの取り組みや現状の報告がされ、それぞれの分野の活動の進捗状況について参加者の理解が深まった。今後のよりスムーズな活動推進につながることが期待される。また、現在総合診療研修を受講している医師から、如何に総合診療研修が充実した研修であり、医師として診療を実践するうえで必要な研修と捉えているかという発表があり、参加者一同がその必要性を再確認することとなった。その後、質疑応答が活発になされ、最後に、3月末の任期終了に伴って帰国する明石チーフ・アドバイザーと後任の井上チーフ・アドバイザーの交代を報告し、進捗報告会は終了した。同プロジェクト実施期間は残り2年弱となったが、今後も医師、看護師、助産師の卒後研修の強化に向け、モンゴル側関係機関とよりよく協力し、確実に活動を進めて行きたいと報告した。
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