2024年から「歯」プロジェクトを実施
2024年から「歯」プロジェクトを実施する
6日、オユンエルデネ首相は口腔(こうくう)ケアサービスを提供している医療従事者と会談した。バヤルボルド保健省公衆衛生局長代理は口腔ケアサービスの現状、課題について発表した。2022年5月1日から「早期発見診断」が開始され、現時点で86万人が参加している。診断を受けた全人口の65%が0~17歳の子どもで、そのうちの23万8184人の児童に関連症状が診断された。その内、虫歯は61.5%、歯の奇形は2.4%、視力低下は1%を占めている。登録された虫歯児童12万1600人の83%は6~17歳で、虫歯有病率の世界平均は40%~45%であるに対し、モンゴルの平均は80%~99%で、その2倍となっている。医療従事者らは地方の歯医者不足の課題解決、顎顔面衛生士の育成に対する政策的支援、幼稚園、義務教育学校に歯磨時間を設定し、環境を作り、虫歯予防教育の実施に取り組むべきだと強調した。オユンエルデネ首相は参加者らの意見を聞いた後、チンゾリグ保健大臣及び関連者に口腔健康改善に関する総合的な対策を内閣議で検討し、健康保険基金から民間歯科医院に資金提供すると共に診断や治療サービスを提供し、2024年から実施する「歯」プロジェクトの準備計画を立て、公衆健康支援に関する法的環境の改善を一任した。
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