第113番幼稚園改修計画が実施される
第113番幼稚園改修計画が実施される
3月15日、在モンゴル日本国大使館で、2022年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウランバートル市ソンギノ・ハイルハン区第113番幼稚園改修計画」の贈与契約に、小林弘之在モンゴル日本国特命全権大使とアルタンシャガイ・ソンギノ・ハイルハン区長が署名した。アルタンシャガイ区長は、ソンギノ・ハイルハン区の未来を担う子供たちのためにご支援いただいた日本国民の皆様に区民を代表して感謝申し上げると述べた。同案件は、ウランバートル市ソンギノ・ハイルハン区第113番幼稚園A棟の全面改修を行うものである。同棟は経年劣化によって屋根から頻繁に雨漏りが発生し、上下水道配管と暖房配管は錆による腐食で多数の裂け目が生じ、老朽化したトイレは便器及び洗面台が破損するなど、園児655名及び教職員75名の健康・衛生面で大きな問題が生じている。改修後は、こうした問題が解決され、安全かつ衛生的な学習環境が整備されることが期待される。日本政府は、1990年以降33年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの594件目、ソンギノハイルハン区における14件目にあたる。また、今回承認された同案件の供与限度額は21万511米ドルである。
再生回数: 455
Tweet