国連児童基金が500万ユーロの支援をユニセフモンゴル事務所に引き渡した
国連児童基金が500万ユーロの支援をユニセフモンゴル事務所に引き渡した
ルクセンブルク政府がモンゴルの子どもの関節リウマチによる心臓病の予防と削減を目的で、国連児童基金(ユニセフ)が500万ユーロの支援をモンゴル事務所に引き渡した。世界には25歳未満の若者が発症する後天性心疾患はリウマチによる。この疾患は、A 群β溶血性連鎖球菌咽頭炎から始まる。毎年、世界中で28万8350人がこの病気で死亡しており、早期発見は早期治療につながるとされている。モンゴルの人口はここ10年間の統計では児童疾患は全疾患の29%を占めている。この15歳までの児童には呼吸器感染症が最も一般的であると、健康開発センター2022年度報告書に記述されている。ユニセフ・モンゴル事務所のエヴァリスト・クアシ・コムラン所長は「国連児童基金モンゴル事務所を代表し、ルクセンブルグ政府がモンゴルで最も脆弱な状況にある児童の健康支援に向けて多大な支援をして下さったことに深く感謝したい。児童のリウマチ性心疾患の予防・削減への投資は、子どもの先天性心疾患の削減に最適な対策だ」と述べた。ユニセフ・モンゴル事務所はリウマチ性疾患予防事業は、小児期の心臓病やその他の非感染性疾患の診断機器を使用できる医療スタッフの手を借りて、青少年のリウマチ性心臓病、レンサ球菌性咽頭炎の早期検出を目的としている。さらに、同事業では、妊婦健診、幼児や青少年の健康支援の好適環境の整備、医師、看護師、医療従事者の新生児の先天性心疾患およびその他の非感染性疾患の早期発見および診断機器の使用能力の向上、健康的な生活様式を宣伝するキャンペーン実施等の事業が行われる。
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