ナライハ区で草の根・人間の安全保障無償資金協力実施
ナライハ区で草の根・人間の安全保障無償資金協力が実施される。
11月11日、在モンゴル日本国大使公邸において、Ts.サンダグ・オチル国家大会議議員の立ち合いの下、2022年度草の根・人間の保障無償資金協力案件「ウランバートル市ナライハ区保健センター医療機材整備計画」の贈与契約に、小林博之在モンゴル日本国特命全権大使とCh.ラドナーバザル・ナライハ区長が署名した。Ch.ラドナーバザル区長は、「ナライハ区民の健康かつ安全な生活環境を整備するために多大な支援を下さった日本政府及び国民の皆さまに、区民を代表して感謝申し上げる」と述べた。同計画の実施によって、同区唯一の中核病院であるナライハ区保健センターにはじめて手術用内視鏡の整備が行われ、手術をうける患者の負担が可能な限り軽減され、地域の医療環境が向上することが期待される。日本政府は、モンゴル全国において草の根無償を1990年以降これまで32年間にわたり実施してきていく。今回のプロジェクトが草の根無償プロジェクトの583件目にあたり、ナライハ区においては6件目となる。また、今回承認された案件の供与限度額は10万9415米ドル(3億4465万9940トゥグルグに相当)である。
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