2040 年までにモンゴルで年に1万 1650例のガンが検出される
2040 年までにモンゴルで年に1万 1650例のガンが検出される
世界保健機関は、2040 年までにモンゴルで年に1万 1650例のガンが検出され、その内、8770人がガン関連で死亡すると報告した。過去2年間に登録されたガン患者の数は2020年には6700人、2021年には5980人だった。 部位別に見ると、肝がんが第1位、胃がんが第2 位、肺がんが3位、食道ガンが4位、子宮頸がんが5位を占めている。地域別に見ると、スフバートル、 ドルノド、アルハンガイ、オブス、ヘンティー県では、ガン関連の死亡者数が高い。ガン治療病院や医療機関は地方において55床、首都に136床あり、ガン専門医は地方に35人、首都に48人いる。モンゴルでは化学療法において60種類以上の化学療法、8種類の薬物療法が使用されている。2021年3月1日から、ガンの治療は健康保険基金によって資金提供されるようになった。これにより、化学療法へのアクセスが増加され、専門医がいるどの病院でも化学療法を実施できるようになった。2022年の第2四半期の時点で、2900件の化学療法1940件の分子標的治療が実施された。地方では、いくつかの腫瘍手術を専門病院の支援を受けて段階的に導入している。モンゴル政府は全人口の性別、 年齢別に、健康リスクに基づいた感染症及び非感染症の予防、早期発見、検査を目的とした国民無料診断を昨年5月1 日から開始した。2022年5月1日から9月15日まで、32万795人が無料診断を受け、その内、44%が男性、55%は女性だった。ガン検査の結果を見ると、小児ガンの疑いのある62例が診断され、17例は0～5歳、45例は6～17歳の子どもだった。31～45歳グループでは、胃ガン、46～60歳のグループでは、肝臓と胆道がんが上位を占めている。一方、61 歳以上のがん疑い患者は92人で、肝臓と胆管がんが一番多いです。上記の各例は今後も増える可能性が高いですが、ガンの専門的な治療とケアサービスを提供する主要病院である国立ガン研究センターの診断と治療の待ち時間は30日以上であると保健省が報告した。
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