フレルスフ大統領はエルデネト工場公社を視察
フレルスフ大統領はエルデネト工場公社を視察した。
6月21日、フレルスフ大統領はエルデネト工場公社を視察し、モンゴル初の森林遺伝資源センターの開設式に参加した。「エルデネト」森林遺伝資源センターには1000トンの種子貯蔵庫が整備され、希少で有用な木本植物の種子プールを作り、森林遺伝資源の保存と保護、実験と研究の実施、植樹した森林を経済的に活用等の活動を行う。開設式の挨拶に際し、フレルスフ大統領は「気候変動と砂漠化による影響緩和を目的とする「10億本の植林」全国植樹運動にリーダーとして参加する同工場公社のスタッフ一同に感謝する」と謝意を表するとともに、このセンターの開設により、全国植樹運動が科学的根拠に基づいて実施される基盤が築かれたと強調した。フレルスフ大統領の創案による「10億本の植林」全国運動ではエルデネト工場公社は今後10年に1000万本の植樹を約束している。この目標の枠組で植樹に向け総合的な活動を行う「エルデネト森林イノベーションパーク」の設立を計画している。イノベーションパークは1000トンの種子貯蔵庫、バイオテクノロジー及び検疫研究所、年間500立方メートルの有益な細菌による肥沃な土壌を作るバイオテクノロジーセンター、年間1000万本の苗木生産可能な最先端技術のセンターから構成される。その一部となる森林遺伝資源センターは種子・バイオテクノロジー・検疫研究室、種子、小枝、苗木の貯蔵庫、受付、冷凍、トレーニング、会議ホールの各セクターを含み、一般民衆を対象に種子と苗木を供給するほか、生態系教育の支援を目的で木本植物の植樹に関するシリーズ講習セミナーを実施する予定である。
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