オーストラリア臨時代理大使がザブハン県を訪問
オーストラリア臨時代理大使がザブハン県を訪問した
8日に、在モンゴル・オーストラリア大使館のニール・サンダーソン臨時代理大使、スペンサー・ヘインズ第一書記官がザブハン県を訪問し、県知事らと会談した。双方は今年からシングルマザーのビジネスの支援、家庭内暴力や児童暴力に対応するプロジェクトやプログラムを実施することに合意した。ザブハン県は、牧畜業に基づく製品開発のため研究を進めてきたが、家畜から原材料となる羊毛、カシミア、皮革、皮を加工し最終製品として販売してきた。また、ニール臨時代理大使はザブハン県イデル郡「アンヒル・ドルヴォン・バータル」社のヤク・ミルクで作った「サルラグ」乳製品をオーストラリア政府の助成金により世界市場に進出するための支援を行うと述べた。そのため、商品パッケージなどを環境汚染に配慮したエコなデザインに改良するよう指摘した。「サルラグ」乳製品をつくるためにイデル郡の遊牧民からヤク・ミルクを購入するだけでなく、純血のヤクの群れを飼育させるために研究及び技術を導入している。
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