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2名が日本政府の外国人叙勲受賞された


Odgerel 2022-05-02 02:05

2名が日本政府の外国人叙勲受賞された

4月29日、日本政府は2022年春の外国人叙勲受章者を発表した。モンゴルからツェンドダワー・ダワードルジ氏及びドグミド・ソソルバラム氏が受章された。歌手、俳優、演出家でもあるドグミド・ソソルバラム氏が日本政府の旭日双光章を受章された。 ソソルバラム氏は、1978年に国立師範大学の演劇を専攻し、大学卒業後には、国立ドラマ劇場所属の俳優として多くの主演舞台で活躍した。1990年以降のモンゴルにおける民主化運動の際に、主導的役割を果たしたことを契機として、民主化への移行期からモンゴルを一貫して支援した日本との関係を重視するに至った。2007年にモンゴル日本外交関係樹立35周年の記念コンサートや、2015年の東日本大震災支援公演(宮城県)に出演したほか、2016年に演歌歌手の八代亜紀さんがモンゴル国文化大使に任命された際には、コンサートのプロデュースをするとともに共演もした。また、2019年にはモンゴル日本文化交流取極締結45周年記念コンサートで国立馬頭琴交響楽団との共演、2020年天皇誕生日祝賀レセプションでの両国国家斉唱を行うなど、音楽・舞踊を通じた両国文化交流の架け橋としての役割を果たし、両国民の相互理解及び友好親善の促進に貢献した。

 
モンゴル・日本人材開発センター所長ダワードルジ氏に日本国勲章・旭日中綬章を授与した。ダワードルジ所長は、1983年にモンゴル国立大学経済学部を卒業後、1993年に経済学の研究を深めるため国費留学生として滋賀大学に留学し経済学の修士課程を修了、継続して京都大学で経済学の博士号を取得した。日本での留学経験をもとにモンゴル国立大学経済学部の教授として日本の事例を交えながらマクロ経済学を教授、また名古屋大学や埼玉大学においてモンゴル経済に関する発表や講演を行い、両国の相互理解を促進した。その後、同大学の副学長として活躍する傍ら、2002年から2011年までモンゴル・日本人材開発センター副所長、2012年から現在まで所長として活躍している。モンゴルにおける日本語教育、日本文化紹介及びビジネス人材育成・交流の中枢的な役割を果たし、両国民の相互理解及び友好親善の促進に大きな貢献をした。



 

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