モンゴルの介護人材4人が山形市内の障害者施設で仕事を始めた
モンゴルの介護人材4人が山形市内の障害者施設で仕事を始めた
新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことを受け、日本に向かったモンゴルの介護人材4人が、11日から山形県山形市内の障害者施設で仕事を始めた。採用から1年以上たった先月30日に日本に入国し、隔離期間などを経て今月8日に初めて施設を訪れた。11日は、利用者とカルタやゲームをしたり、日本人の職員にアドバイスを受けながら初めて1人で食事の介助を行ったりして本格的に仕事を始めた。山形県内でモンゴルからの介護人材の受け入れを支援している登録支援機関によりますと、今回入国したのは4人を含めあわせて8人で、山形市や米沢市にある介護施設で仕事を始めるということ。特定技能でのモンゴルからの介護人材の受け入れは、県内では初めて。モンゴル人の1人エンフォウチラルさんは「モンゴルには介護施設はなく、おじいさんとおばあさんは私たちが仕事している間、ずっと家で待っていなければいけない。勉強してモンゴルでも介護施設を作りたい」と話していた。4人が働く障がい者支援施設「すげさわの丘」の山川敏直係長は「まだ2日目だが、まじめに介護に取り組んでいると感じる。ぜひ介護福祉士の国家資格の取得を目指して長く勤めてもらいたい」と話していた。
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