なごみレストランの運営者が「日本食普及の親善大使」に任命
なごみレストランの運営者が「日本食普及の親善大使」に任命された
3月30日、モンゴルで日本料理を宣伝し広げる初の大使として、なごみレストランを運営する清水邦俊さんが「日本食普及の親善大使」に任命され、小林弘之在モンゴル日本大使が任命状を授与した。清水邦俊さんは、「日本・モンゴル外交関係樹立50周年という記念すべき年にこのような大役を務めさていただくことを大変光栄に思っている。2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録された。登録された理由には大きな特徴が2つある。1つ目は日本の各地でとれた自然の食材を有効に生かすための調理技術と調理道具が発達したと言われている。地産地消的な文化を持つ日本食は“健康に一番良い”という特徴である。2つ目は、日本の自然や季節の移り変わりを料理で表現するという特徴だ。季節ごとの食材を生かし、その季節の花を飾り、その季節の器に入れるなど料理に季節感を持たせるという日本食の大きな特徴がある。今後、日本のこの素晴らしい食文化をモンゴルの皆様に伝える活動を親善大使として果たしていきたい」と日本食の特徴を語り、今後の抱負を述べた。清水さんは2006年に初めてモンゴルを訪れて以来、ケンピンスキーホテルのサクラ・レストランの料理長を務めていた。その後、和食レストランの経営に積極的に関わり、2010年に、ミラージュ・レストランをオープンして以来、さくら鉄板焼きレストラン、なごみレストランの1号店と2号店を開店した。 2014年にこの5店を経営するタワン・ボグド和食社のCEOに就任した。授与式の際に、日本食を含む日本文化に関心の高いモンゴルの関係者を招き、日本食、日本酒及び日本産ウイスキーの試食、試飲会を開催した。
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