廃棄物分別等に関する啓発事業を実施
廃棄物分別等に関する啓発事業が実施された
ウランバートル市のバヤンズルフ区の集合住宅(503世帯)において、廃棄物の発生源での分別等に関する啓発事業をJICAはウランバートル市のNGO団体と協力して2021年12月~2022年の3月まで実施した。住民の皆さんに分別の目的や意義を丁寧に伝え、Homeowners Associationやバヤンズルフ区からも分別回収への支援を得て、啓発後は当該集合住宅の廃棄物収集運搬の最終処分場に持ち込まれる廃棄物量が削減され、収集運搬コストも削減することができた。啓発のために作成した動画では、日本の事例も紹介して、啓発に努めた。ウランバートル市では廃棄物の定点収集が行われており、毎日道路清掃等も行われ、街中に散らかるゴミも少なくなってきてはいるが、人口の増加に伴い1日に排出される廃棄物の量は増え続け、最終処分場を圧迫している。廃棄物減量につながる次のアクションが必要となってきている。小規模かもしれないが、このような成功事例を基に新たな課題も見えてきた。今後もウランバートル市の廃棄物管理を支援し、一層きれいな街となるよう支援を継続していくとのこと。
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