「ブルーバス」式典が開催された
モンゴル・日本外交関係樹立50周年記念「ブルーバス」式典が開催された
ウランバートル市第1バス公社におけるモンゴル日本外交関係樹立50周年記念式典「日本の皆さんありがとう」が開催された。ウランバートル市乗客輸送JV国有企業とモンゴル・日本親善協会は、23日に日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念式典を開催した。記念式典には、小林弘之在モンゴル 日本国特命全権大使、田村えり子JICAモンゴル事務所長、バトバヤスガラン ウランバートル市議会議長、サンドゥイ モンゴル・日本親善協会会長らが参加した。小林弘之大使は挨拶の中で、「これら施設が建設されてから24年経った今でも大切に活用されている姿や、今も多くのモンゴルの方々が「青いバス」として記憶している伝説のバスを見ることができて感動したとともに、同計画が両国の良好な関係構築の一助となったと確信している。」と述べた。JICAは、1994~1995年にかけて、無償資金協力事業「ウランバートル市公共輸送力改善計画」を実施し、合計約30億円の支援により、100台のバス用車庫及び車両の整備・修理工場を建設した。「ブルーバス」の平均走行距離は100万キロにも到達するなど、当時のウランバートル市の公共輸送サービスとして大いに貢献していた。これらの整備・修理工場は、現在に至るまで第一基地整備ステーションにおいて、継続して活用されている。記念式典の際、当時「ブルーバス」を運転していたモンゴルの労働英雄者と金賞を受賞した運転手たちは、社会主義から民主主義に移行していた厳しい時期から、継続して支援を続けている日本政府、JICA、日本国民に対して感謝した。
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