島田市にモンゴル遊牧民の「ゲル」が登場した

Odgerel 2022-01-20 03:01

社会

島田市にモンゴル遊牧民の「ゲル」が登場した

静岡県島田市の第三小学校にモンゴル遊牧民の移動式住居「ゲル」が登場し、子どもたちの人気を集めている。東京オリンピックの事前合宿受け入れなどを通じて交流するモンゴルの文化に触れてもらおうと、島田市が国際交流協会モンゴル友好委員会の協力を受けて設営した。島田市が同校で13日に行った出前授業に合わせ、常設展示場所のゲルは高さ約3メートル、直径約7メートルだ。約2時間かけて組み立て、ドーム型の住居の中には友好委員会のメンバーが現地から持ち帰ったカラフルな家具や絵画、馬頭琴、民族衣装などを飾っている。出前授業ではモンゴル出身で島田市文化資源活用課職員の植原真理子さんが、6年生にモンゴルの自然や食べ物、学校生活などを紹介した。ゲルは29日まで展示し、児童が休み時間などに自由に見学している。