個人住宅が国際認証を取得
個人住宅が国際認証を取得した
13日、ウランバートル市バヤンゴル区で、「サクラ・プロパティ」株式会社が建築した個人住宅が、国際金融公社の国際認証「エッジ・EDGE」を取得した。グリーンビル認証システム「エッジ(EDGE)」はエネルギーと水の使用、建築材料との3つの評価項目に基づき、世界銀行、国際金融公社の導入により、世界の約150ヵ国で実施されるグリーンビル、建築物の認証である。これにより国際的に認められた、自然環境にやさしいグリーンビルの国際認証を取得したモンゴル初の住宅となった。 エッジ認証を受けたこの住宅はエッジの102条件を満たし、水消費量を27%、建築材料を42%、エネルギーの消費量を57%節約でき、認証レベルでは上級レベルとなった。この住宅は70平方メートルにわたる2階建ての木造建築で、住宅に設置された5KWの太陽光発電パネルは電力消費量の55%を供給するという。また、水の節約設備が設置され、鉄筋コンクリート、レンガなど、製造に大量のエネルギーが使用される建築材料を避けたことなどはグリーンビル認証取得へ重要な役割を果たした。 この個人住宅はドイツ政府、スイス開発協力機構、ウランバートル市役所の共同で実施されているドイツ国際協力公社GIZの「モンゴルにおける建設のエネルギー使用の効率化」プロジェクトの一環でモンゴル銀行協会、持続可能な金融協会がこの住宅を建築した。エッジ認証の授与式にはヨロン・ロゾンベルグ在モンゴルドイツ国大使、モンゴルにおける建設のエネルギー使用の効率化」プロジェクトのドニア・ホフマン担当者、ゾルボー建設都市開発副大臣らが参加した。
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