D.ルンデージャンツァン氏が日本国勲章受章
ダンザン・ルンデージャンツァン氏が日本国勲章を受章した。
9月9日、在モンゴル日本国大使公邸において、ダンザン・ルンデージャンツァン元国家大会議議長に対する日本国勲章・旭日大綬章の伝達式が行われた。小林弘之在モンゴル日本国特命全権大使から受章者のこれまでの功績を称え、勲記と勲章を授与した。D.ルンデージャンツァン元国家大会議議長は、モンゴル国立大学で法律学を専攻し、卒業後は、法曹界での実務に携わった後、研究者としての道を歩みはじめた。当時、モンゴルが民主化・市場経済化という歴史的転換を迎え、民主主義法制を整備するための貴重な専門家としてその知見を買われたことが、政界に進出する契機となった。1990年の民主化直後の国家小会議議員就任を皮切りに、モンゴルで民主化後初めての国家大会議総選挙で国家大会議議員に当選して以降、議員4期目を迎えた。2004年に国家大会議副議長、2007年6月に国家大会議議長に就任した。合計7期28年に渡って国家大会議議員を務め、その間、モンゴルにおける対日理解の促進と良好な二国間関係の発展に尽力してきた。また、1996年に日本との議会間交流を促進する公設の議員連盟としてモンゴル日本議員連盟が国家大会議内に設立され、ルンデージャンツァン元国家大会議議長は、2000年に第三期の国家大会議総選挙で当選して以降、合計5期20年にわたり、モンゴル日本議員連盟で活動し、両国の議会間交流、議員間交流に尽力した。ルンデージャンツァン氏に対する今回の叙勲は、こうした幅広い活動を通じた日本とモンゴルの友好・親善関係の増進に多大な貢献をされたことが高く評価されたものだ。日本国の旭日大綬章勲章を受章したモンゴル国民は、ルンデージャンツァン氏で2人目となります。
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