マザーライに餌を
マザーライに餌をあげた
バヤンホンゴル県の写真家たちがマザーライに餌をあげた。モンゴルのゴビ砂漠にしか生息してない希少動物はモンゴルのゴビ熊マザーライだ。西南部ゴビ・アルタイ県とバヤンホンゴル県、南部ウムヌゴビ県という三つの県に散布している。ゴビの熊の生息地帯は今砂漠化が進んでいるため、エサとなるゴビ特有の木の実や植物を見つけにくく、エサ不足のため頭数がすごく減っている。元々頭数が少なく、今ゴビ砂漠で見られるのは珍しいものとなっているから頭数を増やすために人間の参加も大事だ。マザーライの頭数を増加させる、保護するため、生息環境を改良させる、餌をあげる作業を定期的に行うのは大切だと専門家がアドバイスする。飲料水である川の近くに鉄のえさ箱を10箇所で設置し、春から秋の間、餌を入れておく。餌を置く期間は冬眠用の巣穴から出る4月中旬から10月下旬まで続くとのこと。餌用の一箱に2トン300キログラムから2トン500キログラムの餌が入る。日照りの年には2週間に1回入れておく必要もある。ゴビ熊マザーライは冬眠明けしたとき、これらの餌を置いた所へ良く来るとのこと。現在、20頭あまりのマザーライがいる。
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