タワントルゴイからガシューンスハイトへの鉄道が開業
タワントルゴイからガシューンスハイトへの鉄道が開業される
5月7日、オユンエルデネ首相がタワントルゴイ炭鉱~ガシューンスハイト国境検問所を方面し、タワントルゴイ炭鉱からズーンバヤン駅方面の鉄道敷設工事を視察した。政府はタワントルゴイ炭鉱からガショーンスハイト国境検問所方面の258.4キロの鉄道を来年7月に開業することを目指している。鉄道敷設により、年間3000万トンの石炭、他の鉱物資源、貨物は輸送可能になるとのこと。現時点では、土工81%、インフラ整備67%、いわゆる幹線鉄道233キロの201キロが敷設されている。
同鉄道開業により、
- 国内輸送費を4倍削減でき、年間3000万~5000万トンの石炭を輸出する
- 牧草地の破壊、ほこり、騒音、土壌劣化、大気汚染が大幅に削減される
- 交通事故の発生件数が減る
- タワントルゴイ炭鉱の採掘量が2~3倍に増進可能
- 2000人の常用雇用が創出される
- 年間2000万~2800万米ドルを納税するという計算がある。
タワントルゴイからズーンバヤン方面の幹線鉄道の長さは416.2キロで、1つの駅と、6つの交差点から形成される。道路敷設により、30の鉱山の開発が可能になるとのこと。
2024年まで3万2000ヘクタールに再植林を実施する。政府の2020年~24年の活動計画にはモンゴル全国の森林面積を8.6%までに増やすための再植林を実施すると反映された。再植林の枠組で実施される活動は:
- 森林火災の防止活動を改善する
- 森林火災の一回発生による森林面積を20%減らす
- 12万ヘクタール面積にわたって森林保護や伐採を行う
- 3万2000ヘクタール面積に再植林を実施すると企画している。
さらに、自然に再生している若い森林を火災から保護し、その自然再生を推進するため、50万ヘクタール面積にわたって森林病害虫の移動を制限し、森林病害虫の駆除活動、森林環境の保護のための手入れや伐採を行うことが反映された。モンゴルの国土面積の8.6%は森林となれば、炭素の排出量が25%減少し、森林の二酸化炭素吸収力が35%伸びるのだ。
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