4つ子のビーバーが誕生した
4つ子のビーバーが誕生した
ウランバートル市自然環境局のビーバー繁殖・移入センターで4 月11日、四つ子のビーバーが誕生した。四つ子のビーバーは順調に成長している。現時点で、ビーバー繁殖・移入センターでは44匹のビーバーがおり、出産が続いているとのこと。四つ子のビーバーが生まれるのは珍しい例であり、好ましい生活環境と食べ物のおかげだと考えられている。このセンターでは2014年に6 匹、15年に7匹、16年に13匹、合計45匹のビーバーが生まれたのだ。中央アジアでビーバーを養殖する、その中でトール川におけるビーバー繁殖・移入する活動が2012年に始まってから、9年を迎えている。トール、ザーン・テレルジの2つの川は合計57匹のビーバーの生息地となった。これはトール川における生態系の劣化を減らし、トール川流域の生態系状態が自然に回復することの原動力となっている。水のエンジニアと言われるビーバーは河川における水位を上げることで、自分の生息地のバランスを保護するとともに、生物多様性を高めることで重要だ。今後、トール川とその支川にビーバーを移住させ、ビーバーの個体群数は100~150個に達したら、災害等に巻き込まれないで成熟した環境が作れる。そのため、ウランバートル市自然環境局はビーバーの繁殖活動に特別な注意を払っている。トール川でビーバーを移入するため、モンゴルは2012年にドイツ、ロシアから47匹のビーバーを持ち込み、16匹をザーンテレルジ川に、31匹をビーバー繁殖・移入センターで飼育した。ビーバー繁殖・移入センターはガチュールトに位置している。
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