世界科学アカデミーはモンゴル女性学者の研究を紹介

Odgerel 2021-05-03 06:05

社会

世界科学アカデミーはモンゴル女性学者の研究を紹介した

世界科学アカデミー（TWAS ）は、発展途上国のために設立されたメリットベースの科学アカデミーで、約70ヵ国の1000人の科学者を結集している。主な目的は、開発途上国における持続可能な開発のための科学的能力と卓越性を促進することである。以前は第三世界科学アカデミーとして知られていた。2009年の国連総会で4月22日を「国際母なる地球デー」と制定し、国連は母なる地球を保護する、地球に危害を加えないため、世界の各地で住んでいる人々が努力するように呼び掛け、世界中で記念してきた。今年のテーマは「地球を回復させよう」だった。そこで、世界科学アカデミーは母なる地球の研究に貢献している3人の女性学者をウェブサイトを通して紹介した。その1人にモンゴル科学アカデミーの化学・科学技術研究所のツェデネ ー・ムンフツェツェグ学者が選ばれ、TWASは彼女が実施している研究などについて紹介した。世界科学アカデミーは世界中で活躍している学者、研究者による注意深い研究のおかげで、地球及び自然環境の生態系の保護、回復活動を実施できていることを強調する。また、このような研究の大部分をメンバー、若手研究者が実施しているとした。ムンフツェツェグ博士は 2019年に世界科学アカデミーのメンバーに選ばれ、2020年に彼女が率いた研究プロジェクトがTWASの融資による基礎研究助成金を受けた。これにより、彼女は「モンゴルにおける草原劣化に抵抗性を持つ植物研究」を研究テーマにモンゴルで実施しているのだ。同研究をモンゴル科学アカデミー植物生態学・植物資源研究所の研究者らと執行している。