3月21日は「世界ダウン症の日」
3月21日は「世界ダウン症の日」
ダウン症候群の啓発を目的として、世界的規模で毎年この日に開催されている。モンゴルでも、JICAの技術協力プロジェクト「障害者就労支援制度構築プロジェクト」の支援の一環として、ダウン症協会とともにオンラインによるセミナーの開催と資料の配布が行われた。資料引渡し式が3月10日、JICAモンゴル事務所の吉村次長と、モンゴル・ダウン症協会会長のガンゾリグ氏、その他関係者の間で執り行われた。モンゴルにおけるダウン症を持った子どもの割合は、700人に一人と言われている。ダウン症の人たちが少しでも生きやすい社会を創るため、モンゴル・ダウン症協会は13年前に設立され、健康・教育・雇用を3本柱に活動を繰り広げている。今回のセミナーと資料集は、ダウン症のある人やその家族への知識や支援だけでなく、彼らを取巻く教職員や社会保障とその支援、心理学、理学療法、病理学的な情報が専門的かつわかりやすく紹介されている内容となっている。
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