静岡県焼津市は、市内の公園に「ゲル」を展示
静岡県焼津市は、市内の公園に「ゲル」を展示した
12月21日、東京オリンピック・パラリンピックでモンゴルのホストタウンに登録されている静岡県焼津市は、市内の公園に移動式住居「ゲル」を展示した。市職員が訪れた人々にモンゴルの文化を紹介し、モンゴルへの理解を深めてもらうことが目的だった。ゲルは木製の骨組みに薄い布やフェルトをかぶせたモンゴルの伝統的な住居です。大きさは様々で、居住人数に合わせてサイズを選ぶ。氷点下20度にもなるという冬にはゲルの中央に煙突を立て、ストーブに火を付けて内部を暖めます。大人2人で1時間ほどで組み立てられるといい、遊牧民が年に3~4回、生活拠点を移す際に解体し、トラックに載せて移動する。現在は観光客向けにゲルを使ったキャンプツアーが行われるなど、観光業でも活躍している。他にも伝統衣装の「デール」や遊牧民の生活、風景、食事の写真などが展示された。公園を訪れた子連れの家族らが見学し、「知らないことをいっぱい聞けてよかった」と喜んでいた。
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