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オユトルゴイ社の役員会がタスクフォースを設置


Odgerel 2020-12-07 03:12

オユトルゴイ社の役員会がタスクフォースを設置する

オユトルゴイ社の役員会がオユトルゴイ地下坑内鉱山開発に係る費用超過問題と稼働延期を巡って真相究明を目的のタスクフォースを設置することを決定したと、11月30 日、報じられた。タスクフォースは、モンゴル政府を代表するエルデネス・オユトルゴイ公社が推薦する2人とターコイズ・ヒル・リソース社が推薦する2人、計4人から構成されるという。また、タスクフォースは、費用超過問題と稼働延期問題を巡る会計監査に当たる第3者を選定する、会計監査の結果を役員会へ発表することを任務とした。役員会への発表までに約6カ月がかかるとのこと。当初、開発費は53億米ドルと見積もられたが、リオティント社は2019年7月、費用超過額を12億から19億米ドルに上ると急きょ発表し、稼働時期について最大20カ月延長されるとした。オユトルゴイ地下坑内鉱山は稼働すれば、世界3位の金・銅埋蔵量となります。確定埋蔵量の約8割は地下坑内鉱山から産出される。モンゴル政府はオユ・トルゴイ社の株式の34%を、カナダの資源開発のターコイズ・ ヒル・リソース社は66%を、イギルスのリオティント社はターコイズ・ヒルの株式の51%をそれぞれ保有している。 一方、オユンエルデネ内閣官房長官は取材に対して、「第3者による監査を歓迎する。今回の措置は、オユトルゴイ鉱山開発に関わる各事業者それぞれの利益、経営の持続性、効率性の確立に向けた貢献だ」と述べた。

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