アンド・グローバルと丸紅、増資契約を
アンド・グローバルと丸紅、増資契約を締結した
アンド・グローバルと丸紅、増資契約を締結した。スマートフォンを利用した少額融資サービス「Lend.mn」アプリの運営会社フィンテックソリューションを開発・提供するアンド・グローバル社は11月17日、第3者割当増資による発行の株式譲渡契約を、丸紅が締結したと声明を出した。アンド・グローバルはスマートフォンを利用した少額融資サービス「LendMN」や e-Wallet「LendMN Wallet」の事業を展開しているスタートアップ社だ。両社は今年4月に戦略的パートナーシップに関する覚書を締結し、アンド・グローバルが提供するフィンテックソリューションをグローバルに展開するための協業に取り組んだ。一方、丸紅は出資後、筆頭株主として人財の派遣や営業支援等を通じて、アンド・グローバル社の事業拡大を長期的にサポートしていく方針を明らかにするとのこと。これとともに、昨今のコロナ禍により、消費者向けビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーションが急速に進む中、消費者向けデジタル金融サービス事業の更なる需要拡大を見込み、アンド・グローバルが提供するAIスコアリングを活用した独自開発の審査システムや外部アプリとの連携構築などのフィンテックソリューションは、こうした需要に十分に応える実用性が高いと評価するとした。日経新聞によると、アンド・グローバルは丸紅からの出資を含め、総額1030万米ドルの新規調達を行ったという。電子マネーの決済アプリの利用者数は約43万人で、モンゴルの人口の1割を超る。
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