水俣病の被害の実態を伝える写真展
水俣病の被害の実態を伝える写真展が開かれた
「水銀の静かな危険性・水俣条約」と題した写真展が開かれた。17日から24日まで西部ホブド県のジャルガラント郡とアルタイ郡で水銀の使用と被害を国民に紹介する目的の写真展と講習が開催されている。同写真展を自然環境観光省所属の淡水資源・自然保護センター、ホブド県の自然環境観光所、planetGOLDモンゴルプロジェクトが共催している。また、ホブド県で水銀に関する水俣条約と個人で採掘する小型鉱山というテーマで講習が開催された。同講習で地方の公務員と公衆対象に水俣条約、個人が金を採掘する事業とモンゴル政府の義務、プログラムに関する知識や情報を提供する、金を採掘するときに水銀の使用を中止することについて地方計画に盛り込む、解決できる可能性などについて協議された。モンゴルは金の採掘などで使用される水銀による環境汚染が広がっているとみられ、国民に警鐘を鳴らす、水俣病の被害の実態を伝えるため同写真展を開いたとのこと。写真展には水俣病患者のほか、モンゴルの鉱山周辺での健康被害を伝えるパネルが展示されているそうだ。水俣病が公式に発見され、定められた1956年以来世界の各国で金採掘に水銀を使うのを法律で禁止した。モンゴルは水銀に関する水俣条約に2015年4月30日に加盟した。
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