焼津市の石津西公園でゲルが
焼津市の石津西公園で組み立てられた
日本の静岡県、焼津市は5日、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン相手国モンゴルの文化について理解を深めてもらおうと、モンゴル伝統の「ゲル」を焼津市の石津西公園で組み立て、市民に紹介した。ゲルとは家畜と移動しながら暮らす遊牧民の住居で、県立焼津青少年の家が所有しているものを借りた。木製の板や棒を組み合わせ、円形の骨組みを作り、全体を覆うように布を二重にかぶせ、最後に天窓の開閉に使う「ウルフ」と呼ばれる布を取り付けて完成させた。市内在住のモンゴル人がアドバイスをしたとのこと。家族連れが、1時間余りの作業時間で住居ができていく様子を興味深そうに見守っていた。完成後は中に入り、居心地を確かめたり、木材に彫られた装飾を観察したりして親しんだそうだ。
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