モンゴルの革袋に馬乳酒を醗酵させる伝統が世界無形遺産として登録された

Odgerel 2019-12-16 04:12

芸術と文化

モンゴルの革袋に馬乳酒を醗酵させる伝統が世界無形遺産として登録された

　人類の無形文化遺産代表的な一覧表にモンゴルのフフールという馬乳酒用の革袋に馬乳酒を造る伝統が登録された。2019年の第14回無形文化遺産委員会は、12月9日から14日まで、コロンビアのボゴタ市のアゴラ・ボゴタ国際会議センターで開催された。11日の会議で、モンゴルの革袋に馬乳酒を醗酵させる伝統をユネスコの無形文化遺産リストに登録した。今後、この遺産を保護し、保存する、受け継がせる、普及する、宣伝する活動にモンゴル国民の果たす役割は高いと文化副局長エルネスト・オットーネ氏が強調した。「革袋に馬乳酒を醗酵させる伝統と関する習慣」遺産はモンゴルからユネスコの無形文化遺産リストに登録された15件目の遺産となっている。モンゴルはユネスコの2003年の無形文化遺産の保護に関する条約に加盟しました。加盟して以来、2008年から2019年に無形遺産リストに馬頭琴楽器の伝統芸術、長唄、モンゴルナーダム、喉歌ホーミー芸術、鷹匠つまり鷲で狩猟をする習慣、モンゴルゲルの伝統的な作り方や組み立て方、「シャガイハルワー」というモンゴルの伝統的なゲームなどを登録させた。また、ユネスコの「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」に叙事詩、伝統舞踊ビービェルゲー、ツールという芦笛、リンベの循環呼吸演奏、モンゴル書道、母らくだをなだめる伝統と、山を崇拝する伝統を登録させている。