「チンギス・ハーン映画スタジオ」の建設工事の起工式が行われた
「チンギス・ハーン映画スタジオ」の建設工事の起工式が行われた
7日、モンゴルのトゥブ県ズーンモド郡から10キロメートル離れているところに建設予定のマイダル・エコシティー内に「チンギス・ハーン映画スタジオ」が建設されることになり、その起工式が行われた。起工式にはバトトルガ大統領、モンゴル・キノ映画工場のソロンゴ所長、国民女優のスブドさん、映画監督のジグジドスレンさん、「ハリウッド・イン・モンゴリア」国際映画祭に参加するためにモンゴルを訪れているハリウッドからのゲストたちが参加した。敷地面積は50ヘクタールで、9つのスタジオ、工房、屋外撮影所、倉庫、事務所を備えた総合的な映画制作施設として計画されている。モンゴルは年間で晴天の日が300日もあるので、自然環境を活かした映画作りに適している。近代的な設備を備えた映画スタジオを持つことで、モンゴル映画を新たな輸出産品とし、モンゴルの伝統文化を海外に紹介することが可能となる。さらに、映画撮影施設に興味を持った観光客を呼び込むことも期待できると、起工式に参加したバトトルガ大統領は語っている。ちなみに、1937年に製作されたモンゴル初の白黒映画「モンゴル・フー」という映画がアメリカのニューヨーク市の映画館で上映された歴史がある。
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