「アイス宮殿」スポーツ会館の建設工事の起工式が行われた
「アイス宮殿」スポーツ会館の建設工事の起工式が行われた
14日、ウラーンバートルのハン・ウール区で「アイス宮殿」と名づけられたスポーツ会館の建設工事の起工式が行われた。起工式にはバトトルガ大統領、アマルサイハン市長をはじめとする関係者らが出席した。「アイス宮殿」ではホッケー、フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケートのほかに、バスケットボール、バレーボール、体操、ボクシングなどスポーツ大会、文化行事、博覧会、会議なども開催されることが可能となる。2600人を収容できるこのスポーツ会館は世界基準に適合した音声と照明の最新設備機械で完全整備される。5700平方メートルの面積があり、国際オリンピック委員会の基準に適したスケートリング、冷却装置、換気システムが備えられるとのこと。建設工事はステッパ・アレナ社、図面はアナグラム社が担当し、カナダのHDR/CEI,VDAなどの会社と協力し、国際ホッケー連盟の指導を受けながら建設工事に取り組む。「アイス宮殿」スポーツ会館の建設工事は2020年7月に終了する。バトトルガ大統領は「2020年8月に「アジアの子供たち」と題した国際子供スポーツ大会が開催され、その内の体操、卓球、テコンドーの大会がこのスポーツ会館で行われる予定である。更に、2023年にアジア若者フェスティバルがウラーンバートルで開催される。これらのスポーツ大会を前にこのスポーツ会館の建設工事が行われているのだ。また、長さ50メートルのプール、1万人を収容できるサッカー場も建設される。国内外の選手たちが宿泊できるホテルも計画されている。子供と若者たちの夢を叶えてくれるこれらの施設が早期竣工されるだろう。」と述べた。
再生回数: 794
Tweet