「草原の一万頭の馬」イベントが開催された
「草原の一万頭の馬」イベントが開催された
「草原の一万頭の馬」イベントが11月3日と4日にヘンティー県バトノロブ郡で開催された。このイベントに優秀な調教師、若い馬を飼う人々が2000頭くらいの馬の群れと参加した。また、内モンゴルからも馬を飼う人々が来て参加したのはこの活動に色を足したのだ。同イベントの目的は遊牧民の無形文化遺産を保存する、モンゴルの冬季観光を発展させる、冬季馬を飼う昔の伝統を保存する、地方の遊牧民の技能を称賛することだ。イベントの際、馬を飼う人々の野外昼ごはん、短距離の競馬、駿馬の紹介、馬の色を名づける大会、珍しい色の馬の演技、優秀な馬をとる人を選択する、馬を乗りならす大会などを主催した。これ以外、活動の際、細工師たちの作った鞍褥(鞍敷)、靴や銀製品、鞭などの馬具の販売も行われたとのこと。2017年の家畜調査でモンゴルに3900万頭の馬がいると数えられた。が、バトノロブ郡はヘンティー県でもっとも馬が多い郡で、3万頭あまりの馬がいる郡だ。ヘンティー県はチンギスハーンの故郷、モンゴルの歴史のゆりかごだ。そのため、観光サービス、インフラを国際基準通り発展させ、自然、歴史や文化のたびなどを同時に発展させる機会がある土地だ。モンゴルで昔から秋は馬の体力を残すため、馬取り竿で馬を捕まえる伝統があった。この伝統を回復する、観光を発展させるため、2015年から「草原の一万頭の馬」の祭りを主催するようになったのだ。中国、ドイツ、アメリカなど10カ国の観光客が参加した。また、今年の活動に内モンゴルの「モンゴル・オドン」や、「シリーン・ゴル」テレビ局、北京の文化芸術チャンネルの記者とカメラマンが訪れた。彼らはモンゴルの草原の遊牧民の文化情報を中国の5000万人に届けるとのこと。
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