日本政府の無償援助で建設される学校の建設工事が開始された
日本政府の無償援助で建設される学校の建設工事が開始された
24日、ウラーンバートルのチンゲルテイ区で日本政府の無償援助で建設される720人を収容できる一貫学校の建設工事が開始された。着工式にオユンチメグ国会議員、高岡正人在モンゴル日本大使、佐藤睦JICAモンゴル事務所長及び市役所、区役所、建設会社の関係者らが参加した。日本政府は1999年から小学校の建物や設備を改善するプロジェクトを実施しており、このプロジェクトの第5段階の一貫として2校の学校を新設し、2校の学校を増築することになった。その1校となるチンゲルテイ区学校は、学校は1校もない第7ホローに建設される。このホローには2500人の学齢の子供が登録されているが、他の区の学校に通っている。小学校の建物や設備を改善するプロジェクトの第5段階の枠内で、チンゲルテイ区学校以外にハン・ウール区で920人を収容できる学校が新築され、ナライフ区では第109番学校とバヤンズルフ区の第53番学校が増築される。これらの建築工事にはモンゴル政府が20億トゥグルグおよそ9000万円を投資する。日本政府は1999年以降はモンゴルの55校の建築工事に2200億トゥグルグ約100億円を投資している。佐藤睦JICAモンゴル事務所長は「この学校を車イスの子どもに優しく、階段の少ない学校にする。天然災害の際に避難場所として使えるように電気使用量を減らすことができる最新技術を利用する。」と話していた。チンゲルテイ区学校は2020年の新学期までに竣工される。
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