プラスチック・センター社はビニール袋を溶かし、10種類の製品を生産している
プラスチック・センター社はビニール袋を溶かし、10種類の製品を生産している
モンゴルではビニール袋の使用は一向に減少していない。ウラーンバトル市民は1日に660トンのビニール袋を捨てているが、その40%から50%は再加工され、二次原料として使われている。残りは土壌汚染の原因となり、ゴミとなっている。過去3年間で幼稚園を10ぐらい建設できる金額をビニール袋に費やしている。モンゴルにはゴミを再加工する企業は少ないが、プラスチック・センター社はビニール袋を溶かし、植物の容器、イス、ケーブルタグ、便所の内張り、マンホールの蓋など10種類の製品を生産している。工場の設備と製品の型枠は従業員の手で作られたものだという。ビニール袋を溶かし、どの色、どの型枠にも入れることができる。2016年に設立されたプラスチック・センター社は2016年に100トン、2017年に180トンのゴミを再加工し、2018年に300トンにする目標を立てている。市民はゴミを分別しないので、ゴミ捨て場で原料を手に入れているとのこと。今後は工場の設備機械を更新し、モンゴルにある20種類のプラスチック製品から7種類のプラスチックを再加工するようになるとツェベグスレン社長が話していた。
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