ドゥイチン・ウドゥル
ドゥイチン・ウドゥル
旧暦で夏の最初の月の15日はお釈迦様の誕生した、悟りを開いた、入滅した3つのことが重なった日と信じられている。今年この日は5月29日に当たった。この日を仏教が普及したアジアの国々で祝日として祝う伝統がある。アジアだけではなく、オーストラリア、ヨーロッパの仏教徒たちも祝う。仏教徒はこの日に施した善は何倍にもなると昔から信じてきた。その日にはお肉を食べずに、灯明に火を灯したりする。灯明に火を灯せば、その人の心が清らかになると信じる。モンゴル人は、灯明の火を人の知性、灯明の台を人の体に例えて信じるのだ。灯明を灯す方法は国により違うが、意味は同じだ。この日、全てのお寺が念仏を唱えたり、数珠を指でまわしながらお経を唱える人々で賑わった。お釈迦様の誕生した、悟りを開いた、入滅した日は2000年にユネスコのカレンダーに公式に書かれるようになった。この日に因み、27日から29日にガンダン・テグチレン寺院、仏教の方面で活躍するNGO団体、仏教センターが共同でたくさんの活動を行った。29日、ガンダン・テグチレン寺院で午前5時から21時までお坊さんたちがお経をしたり、仏教に関する文化活動をしたりした。
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