「モンゴルの持続可能な観光、豊かな経済」プロジェクトが開始された
、「モンゴルの持続可能な観光、豊かな経済」プロジェクトが開始された
14日、「モンゴルの持続可能な観光、豊かな経済」プロジェクトが開始された。国家開発局、タイの国際協力協会、ドイツの国際協力会社が共同で実施するこのプロジェクトは45万ユーロから50万ユーロのプロジェクトで、地方の住民を中心に観光を発展させることを目的としている。伝統的な牧畜業を営む地元の人々はその暮らしぶりを観光客に見せ、収入を得るとのこと。このような観光を発展させることで忘れかけていた伝統的な習慣と文化が復活することもある。最初はウブス県、バヤンホンゴル県、セレンゲ県でプロジェクトが実施される。バヤンホンゴル県のバトジャルガル県知事は「同県で観光業はあまり発展してない。このプロジェクトを大きなチャンスと見ている。バヤンホンゴル県にツーリストキャンプは2つしかない。1年に200人から300人の観光客を受け入れている。しかし、人類のルーツに関する歴史的遺産、自然の美景、温泉、遊牧民の生活様式など観光の発展に繋がるものがたくさんある。」と話していた。タイはベトナム、ラオスをはじめとする他国とは3国プロジェクトを実施したことがあるが、内陸国とは初めてだそうだ。タイの国際協力協会のバンチョン・アモルンチェビン副会長は「昨年はタイを3500万人の観光客が訪れた。タイの観光業で積んできた経験と成果をモンゴルで実行することになったことを嬉しく思っている。」と話した。
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