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世界最大級の翼竜化石がモンゴルで発見された


Odgerel 2017-11-08 10:11

モンゴルのゴビ砂礫で、世界最大級の翼竜の化石が発見されたと古生物学の専門誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された

   モンゴルのゴビ砂礫で、世界最大級の翼竜の化石が発見されたと古生物学の専門誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された。2006年にモンゴルと日本の古生物学探検隊がPterosaur種 翼竜化石をウムヌゴビ県のグリリン・ツァブというところから発掘した。同翼竜の開いた翼の長さは約11メートルで、大きさは小型飛行機と同じくらいだそうだ。化石はひどく破損していたため、組み合わせる作業に何年も費やしている。研究者らは、この化石を以前北アメリカとルーマニアで発見された2種の翼竜と比較して研究した。この二つの翼竜の翼の長さは推定10~11メートル、高さは5.5メートルで、これは大型の雄のキリンとほぼ同じ高さだったとされている。が、新たに発見された翼竜はそれよりもさらに大型の翼竜であるかもしれないと、イギリスのポーツマス大学の翼竜専門家マーク・ウィットンさんが述べている。同化石は子翼竜の骨である可能性が高いため、研究者らが世界一大きい翼竜の化石だろうという予測を出している。この翼竜は、7000万年前の白亜紀後期の温暖な内陸部に生息していたと確認されている。

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