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高岡 正人在モンゴル 日本国大使がバヤンズルフ区第85番小中高等学校及び寄宿舎改修計画に署名した


Odgerel 2017-09-04 09:09

高岡 正人在モンゴル 日本国大使がバヤンズルフ区第85番小中高等学校及び寄宿舎改修計画に署名した

 8月25日、高岡 在モンゴル 日本国特命全権大使はウランバートル市バヤンズルフ区庁を訪れ、T.バヤサフ臨時代理区長との間で草の根・人間の安全保障無償資金協力により実施される「ウランバートル市バヤンズルフ区第85番小中高等学校及び寄宿舎改修計画」に署名した。供与限度額は83521米ドルです。高岡大使は署名式において、「日本政府は、モンゴル国との協力において特に「教育」に力を入れており、教育環境の改善を数多く実施してきました。今回の事業を通じて、この学校を利用する生徒850人が勉学に一層励むことが出来る環境が整い、モンゴルの発展を担う将来の人材が多く輩出されていくことを心より願います。」と挨拶しました。また、T.バヤサフ臨時代理区長は「同事業を支援してくださる日本政府に心より感謝申し上げます。モンゴル日本外交関係樹立45周年という記念すべき年に署名式を行うことができ、大変嬉しく思います。両国の協力関係がさらに発展し、未来の子供たちへの教育支援が今後も実施されることを願っております。」と挨拶した。署名式には、バヤンズルフ区から国会議員に選出されたB.サランチメグ議員とS.ジャブハラン議員も参加した。B.サランチメグ国会議員は、「日本政府から1990年以降実施されている草の根無償資金プログラムは、今回の署名により507件となりました。モンゴル国及びバヤンズルフ区に対して、数多くの支援をして頂いている日本の皆様に、バヤンズルフ区選出の国会議員として感謝申し上げます。」と述べた。S.ジャブハラン国会議員は、「モンゴルの未来のために、本来はモンゴル政府が取り組むべき教育問題に対して、日本政府が支援して頂いていることに感謝申し上げます。第85番学校で学ぶ児童たちが、知識と経験を身につけ、モンゴルにとって貴重な人材に育つことを確信しております。」と述べた。「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は、日本政府が1990年に導入した制度で、開発途上国の地方公共団体、教育・医療機関等が実施し、草の根レベルに直接裨益するプロジェクトに対し、日本国の在外公館が中心となって資金協力を実施する制度だ。

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