モンゴル欧州肝臓病学会議はウラーンバートル市、コーポレート・ホテルで行われた
モンゴル欧州肝臓病学会議はウラーンバートル市、コーポレート・ホテルで行われた
モンゴル欧州肝臓病学会議は17日から19日にかけてウラーンバートル市、コーポレート・ホテルで行われた。モンゴル欧州の医療分野の促進にとって重要な意義を持つこの会議は「オノム基金」、「モンゴル肝臓医師会」「モンゴル消化器病学協会」の共催によるものであった。「オノム 基金」の理事長ナランバータル博士は「モンゴルで受けるC型肝炎に対する治療は世界レベルである。しかし、B型とC型肝炎の治療薬は高額なので患者だけで負担するのはなかなか難しい。国内に約15万 人のB型とC型肝炎の感染者がいる。「肝臓が健康なモンゴル」とのプロジェクトの枠内で安価な薬の提供に向けて各関係者と協議中である」と強調した。欧州肝臓学会の事務局長トム・カールセン教授はモンゴルの現状について 「医師や看護師だけでなく一般市民までも肝臓病やウイルスについて知識があるのには驚いた。政策がうまくいっている証拠だろう」と述べた。また、カールセン教授の母国ノルウェーはモンゴルに比べるとその患者数が少ないが、実践中の取り組みからノルウェーでも活かせることも多い。」と感想を述べた。
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