外国人家庭に養子になったモンゴル人の子供たちが10年ぶりに母国を訪れた
外国人家庭に養子になったモンゴル人の子供たちが10年ぶりに母国を訪れた
2002年から2006年にアメリカ人の家庭に養子に入った子供たちが10年ぶりにモンゴルを訪れた。入国管理局のムルン局長が7人のモンゴル人の子供たちとその家族と面会をした。ムルン局長はモンゴルの自然の景色を紹介したビデオを見せ、馬頭琴の演奏を披露し、記念品を渡した。子供たちは10年ぶりに母国を訪れたことに感動し、将来はモンゴルのために貢献をすると話していた。更に、モンゴルの歴史、文化、モンゴル語も勉強すると約束していた。また、子供たちは入国管理局で保管されている自分たちに関するファイルに目を通した。このファイルには誕生日から養子になった行き先、成長の過程を見せた写真までも含まれている。モンゴルは1999年にハーグ条約に加盟してから今日に至るまで266人の子供が日本や欧米の17か国の家庭に養子に入った。男子は148人、女子は118人でアメリカで一番多く156人、ドイツで33人、フランスで20人のモンゴル人の養子が暮らしている。「ホルト・インターナショナル」国際機関を通して、71人のモンゴル人の子供がアメリカ人の家庭に養子に入っている。アメリカに本拠を置く1956年に設立された「ホルト・インターナショナル」国際機関はモンゴルで16種類の活動を行っており、養子になった子供たちに母国のことを紹介する旅行も企画している。
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