東部ドルノド県は2年連続で干ばつに見舞われている
東部ドルノド県は2年連続で干ばつに見舞われている
東部ドルノド県は2年連続で干ばつに見舞われている。結果として、タムサグ及びメネン草原では水分不足で体が弱まり、倒れているガゼルが多く見られるようになった。さらに、スフバータル県のスフバータル郡でここ何日間だけで3000頭余りのガゼルが渇死した。地元の遊牧民にかいばおけに水を入れておくよう呼びかけている。この現状に心を痛めた若者たちが貯水プールを作った。彼らはドルノド県で事業を行っているドルニーン・イフ・ゲゲー社とトモ・ビルディング社で働いている若者である。両社の若者たちが協力し、幅員3メートルから6メートル、長さ25メートルから30メートル、深さ50センチメートルの貯水プールを作った。貯水プールを作るには穴を掘り、内面に重機用のフィルムを張った。1つの貯水プールには30トン近くの水が入るとのこと。貯水プール間の距離は20キロメートルから40キロメートルである。彼らが作った貯水プールから、水分不足で気絶しそうになっていた白鳥やガゼルが水を飲み、元気を取り戻しているとのこと。また、井戸水を汲みあげ、枯れた池に流し込む作業も行っている。
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