モンゴル出身で、日本国籍を持っている杉村エルデネハタンさんは「北極星勲章」を授与された
モンゴル出身で、日本国籍を持っている杉村エルデネハタンさんは「北極星勲章」を授与された
モンゴル出身で、日本国籍を持っている杉村エルデネハタンさんは日本とモンゴルの交流に尽力した功績が認められ、モンゴル大統領事務所から外国人に与えられる最高位の「北極星勲章」を授与された。杉村エルデネハタンさんは「身に余る思いです。私にというより、静岡県の370万人の県民と一緒にもらったと考えています。」とインタビューに答えていた。モンゴルの軍人だったエルデネハタンさんは1999年に日本の防衛大学に国費留学した。研修期間を含め5年間、国際関係の勉強をした。卒業した2004年に静岡出身の女性と結婚し、杉村エルデネハタンと呼ばれるようになった。県内の民間会社で営業の仕事に就き、2013年に日本国籍を取得した。最初は2011年にモンゴル南部ドルノゴビ県のガンホヤグ知事が静岡を訪れた際に通訳を務めたことがきっかけで、両県の「橋渡し役」として静岡県に臨時職員として採用された。今年から正規職員となり、地域外交専門官として働いている。30代という若さで北極星勲章を受章した杉村エルデネハタンさんの目標は今後は、静岡とドルノゴビ県やモンゴルとの関係を実質的なレベルで充実させることだという。
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