「自然保護公園災害情報センター」の開所式が行われた
「自然保護公園災害情報センター」の開所式が行われた
3日、日本人慰霊碑が設置されているウランバートル市、スフバートル区の自然保護公園で草の根・人間の安全保障無償資金協力事業により建設された「自然保護公園災害情報センター」の開所式が行われた。高岡正人日本大使は開所式において「今年は、日本・モンゴル外交関係樹立45周年を迎えた記念すべき年で、このような年にモンゴル赤十字社と協力して『自然保護公園災害情報センター』を開設できたことを大変喜ばしく思います。この自然公園には日本人慰霊碑が置かれており、日本人にとって非常に大切な場所で、ウランバートル市民にとっても大切な場所になることを大変嬉しく思います。」と挨拶した。ボロルマー・モンゴル赤十字事務総長は「草の根無償援助により、このセンターを開設できたことに感謝しております。今後、非常事態局など関係機関と協力し、市民に対して防災教育を行うなどこのセンターを活用します。」と話していた。オーガンバヤル非常事態局、防災課課長は「このセンターを開設したことに対し、日本大使館の皆様に感謝しています。今後ともモンゴル赤十字社と協力し、市民に対して防災に関する啓発を行います。」と挨拶した。 日本政府は今後も「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用し、モンゴルの地域社会が直面する教育、社会分野の問題の解決に協力していくとのこと。「草の根・人間の安全保障無償資金協力」は,日本政府が1990年に導入した制度で,日本国の在外公館が中心となって資金協力を実施している。
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