9日は釈迦のドゥイチン・ウドゥルであった
9日は釈迦のドゥイチン・ウドゥルであった
9日は旧暦の夏の始めの月の15日の満月の日に釈迦のドゥイチン・ウドゥルであった。ドイチン・ウドゥルとは釈迦が誕生した日、35歳で悟りを得た日、81歳で入滅した日が重なった日を言う。この日は仏教を信仰する国では盛大に祝われており、モンゴルでも毎年、善事をする日として様々な行事が開催されている。この日は互いに優しい言葉をかけ、嘘や悪口を言わない、盗みをしない、できれば肉料理を食べないなどと悪事をしないように心かける。この日の善事も悪事も何倍も増加すると信じられている。ガンダン寺院、市役所、NGO団体の共催により、僧侶たちとツァム踊りのお面を被った踊り手たちがガンダン寺院から中央広場までパレードをした。僧侶たちがスフバータル広場でお経を唱え、信者たちが瞑想をした。さらに、釈迦と仏教をテーマに講演が行われ、長唄や馬頭琴の演奏、ジョノン・グループのコンサートが披露された。
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