ゴミを再加工する「エコ・パーク」プロジェクトの実施契約が締結された
ゴミを再加工する「エコ・パーク」プロジェクトの実施契約が締結された
ウラーンバートルで暮らしている約150万人が毎日何百トンのゴミを捨てている。現在、首都の周囲の3箇所にゴミ捨て場があり、ゴミを直接埋める方法で処理している。ウラーンバートルのゴミの90%がこの3箇所に集中しており、土壌汚染が問題になっている。これらのゴミをエネルギー生産に利用することでいくつかの企業が研究を進めてきた。そんな企業の1つは「エコ・パーク」社で、社長のバト・ウルジーさんは「ゴミを再加工する17社が協力し、「エコ・パークウラーンバートル」というプロジェクトを開始した。我々の研究で43種類の140万トンのゴミが捨てられており、その33種類は再加工することが可能だということが分かりった。」と話していた。24日、ゴミを再加工する「エコ・パーク」プロジェクトの実施契約が締結された。このプロジェクトは2017年から2032年まで4段階に分けられ、実施されることとなった。プロジェクトの枠内でゴミを再加工する工場を20余り建設する。ウラーンバートルのゴミを再加工し、再加工不可能なゴミは燃やされ、エネルギーに変えられる。結果として直接埋められるゴミは90%減少し、働き口が設けられるとのことだ。
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