ウラーンバートル市内で生息地をなくしたタルバガン・マーモットを移転させる作業が行われている
ウラーンバートル市内で生息地をなくしたタルバガン・マーモットを移転させる作業が行われている
ウラーンバートル市内で生息地をなくしたタルバガン・マーモットを移転させる作業が行われている。都市開発が原因で郊外の緑地でしか生息できなかったタルバガン・マーモットの頭数が減少し、絶滅のおそれがある。土を掘る習性があるこの動物は生きた掘削機とも呼ばれている。なぜなら、3メートルの深さにいくつかの穴を掘り、地面をバラバラにし、空気と水が浸透できる環境を整える。更に、地下植物を地面に掘り出し、それが種となり、土壌の成分を改善してくれるので植物がよく育つ。タルバガン・マーモットが生息する場所で狐と鳥類がいるなど他の動物の生息するきっかけにもなる。このようにエコシステムにいい影響を与えるタルバガン・マーモットが現時点で15頭移転されている。
再生回数: 1424
Tweet